「筋トレを始めたはいいけれど、どこから鍛えれば良いかわからない…」そんな悩みを抱えている初心者の方は多いのではないでしょうか。全身の筋肉をバランス良く鍛えるのが理想とはいえ、まずは効果が実感しやすく、日常生活や見た目にも変化が現れやすい部位に集中することが重要です。この記事では、筋トレ初心者が優先的に鍛えるべき3つの部位とその理由、具体的なトレーニング方法を詳しく解説します。
【この記事でわかること】
- 筋トレ初心者が鍛えるべき3つの部位と理由
- 各部位のおすすめトレーニングメニュー
- 続けるためのコツと注意点
【鍛えるべき部位①:胸(大胸筋)】

■ なぜ鍛えるべきか?
- 見た目の印象がガラッと変わる
- 姿勢改善や肩こり解消にもつながる
- 押す動作全般の基礎筋力になる
■ 初心者におすすめの種目:
- プッシュアップ(腕立て伏せ)
→ 負荷が低めでフォーム確認もしやすく、自重でOK。 - 壁プッシュアップ → 通常の腕立て伏せが難しい人向け。
- 膝付きプッシュアップ → 徐々に強度を上げられる。
■ トレーニング頻度
- 週3回程度(1日おき)でOK。
- 10回×3セットからスタート。
【鍛えるべき部位②:脚(大腿四頭筋・ハムストリングス・臀筋)】

■ なぜ鍛えるべきか?
- 下半身は全体の筋肉の約6割を占める
- 基礎代謝が上がりやすく、ダイエット効果も◎
- 膝や腰の負担を軽減できる
■ 初心者におすすめの種目:
- スクワット
→ 正しいフォームを身につければ非常に効果的。 - ランジ(前方・後方どちらも可)
→ 片足ずつ行うことでバランス力も向上。 - カーフレイズ
→ ふくらはぎを鍛える。日常動作にも直結。
■ トレーニング頻度
- 週2〜3回、全身メニューの一部として実施。
- スクワット15回×3セットを目安に。
【鍛えるべき部位③:背中(広背筋・僧帽筋・脊柱起立筋)】

■ なぜ鍛えるべきか?
- 背筋が鍛えられると姿勢が良くなる
- 猫背予防や腰痛の軽減にも効果
- 胸とバランスの取れた体型になる
■ 初心者におすすめの種目:
- リバーススノーエンジェル
→ 自重で背中を意識しやすい。 - バックエクステンション(うつ伏せ背筋)
→ 寝ながらでもでき、腰痛予防に効果的。 - タオルローイング
→ タオルを使って広背筋を意識的に鍛えることができる。
■ トレーニング頻度
- 週2〜3回、胸や脚と交互にローテーション。
- 各種目10〜15回×3セット目安。
【初心者が最初に気をつけるべきポイント】
- 「やりすぎない」ことが継続のコツ
→ 毎日同じ部位を鍛えるとオーバートレーニングに。 - フォームを優先
→ 回数よりも「正しい姿勢」を意識しましょう。 - 鏡や動画で自分の動きを確認
→ 意識が高まるだけでなく、ケガ防止にもなります。 - トレーニング後はストレッチと水分補給を忘れずに。
【部位のローテーション例(週3日トレ)】
曜日 | 部位 | 種目例 |
---|---|---|
月 | 胸+背中 | プッシュアップ、リバーススノーエンジェル |
水 | 脚 | スクワット、ランジ |
金 | 胸+背中 | 膝付き腕立て、バックエクステンション |
【まとめ】
筋トレ初心者がまず取り組むべき部位は「胸・脚・背中」です。これらの部位は体の大部分を占め、効果が実感しやすく、見た目や健康にも直結します。いきなりハードなメニューに挑戦するよりも、まずは基礎的な動きを正しく行い、少しずつ負荷を増やしていくことが成功のカギです。
次回は、「二の腕を引き締める!自宅でできる腕トレ5選」をテーマに、パーツ別トレーニングを紹介していきます!
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