「腕立て伏せはできるけど、正しくできているか不安」「毎日やっているのに効果が感じられない」——そんな声をよく耳にします。腕立て伏せは自重トレの基本ですが、フォームが崩れると効果が半減してしまいます。この記事では、初心者でも正しくフォームを習得できるよう、視覚的にわかりやすいコツと段階的なトレーニング法を紹介します。
正しい腕立て伏せフォームとは?

基本姿勢のポイント
- 手は肩幅よりやや広め、指は前方へ
- 背中からかかとまで一直線に保つ(お尻が浮いたり下がったりしない)
- 目線はやや前方に向け、首を丸めない
動作中の注意点
- 肘は45度くらいに開く
- 胸を床に近づける意識(最低でも10cmは下げる)
- 息を吸いながら下げ、吐きながら持ち上げる
よくある間違ったフォームと修正方法

お尻が浮いてしまう
→ 腹筋とお尻に力を入れて体幹を締める
肘が広がりすぎている
→ 肘を軽く脇に締める意識を持つ(肩を痛めにくくなる)
顔だけ下げてしまう
→ 顎を引いて胸を中心に動かすようにする
初心者のためのステップアップ法
STEP1:膝付き腕立て伏せ
- 膝を床につけたまま、基本フォームを意識して10回×3セット
STEP2:壁腕立て伏せ(立ったまま)
- 壁に向かって斜めに体を倒すように実施
- 負荷が低く、フォームの確認に最適
STEP3:通常の腕立て伏せ
- ゆっくりとした動きで10〜15回を目標に
- 無理をせず、自分のペースでフォーム重視
腕立て伏せが効果的な部位とその効果
胸筋(大胸筋)
- 胸を張った姿勢を作る、バストアップ効果も
上腕三頭筋(二の腕)
- 引き締まった二の腕を作る
三角筋前部(肩)
- 肩の輪郭を強調、逆三角形シルエットに寄与
体幹(腹筋・背筋)
- フォーム維持に欠かせないため自然と鍛えられる
よくある質問Q&A
Q1. 何回くらいやればいいの?
A. 初心者は10回×3セットからスタートがおすすめ。無理せず少しずつ増やしましょう。
Q2. 毎日やるべき?
A. 毎日でもOKですが、筋肉痛がある日は休息を取りましょう。週3〜5回が理想です。
Q3. 道具が必要?
A. 基本的には自重のみでOKですが、プッシュアップバーを使うと可動域が広がり効果UPします。
まとめ
腕立て伏せは、正しいフォームを身につけることで効果が劇的に変わります。間違ったやり方で続けているとケガや効果減につながるため、まずは基本に立ち返ってフォームをマスターしましょう。
これらの悩みを解決するには、手首の負担を軽減しフォームを安定させるプッシュアップバーの使用がおすすめです。初心者でも使いやすく、より効率的なトレーニングが可能になります。

次回は、「お腹まわりの脂肪を撃退!1日10分“くびれメニュー”」をお届けします!
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